鉄筋ガス圧接

◆手動圧接

鉄筋端面同士を突合せ、酸素・アセチレンの混合炎で鉄筋端面を加熱し、赤熱状態のまま鉄筋軸方向に圧力を加えながら、ふくらみを形成して鉄筋を接合する継手工法です。

1種~4種までの資格種別があり、鉄筋径・鉄筋材質によって分かれています。

◆熱間押抜工法

ガス圧接直後の鉄筋が赤熱中に、鉄筋径よりやや大きい寸法(1.2d程度)の押抜刃により、ふくらみ部をせん断除去する方法です。圧接部に欠陥がある場合は線状キズ・へこみ・割れなどの異常が現れるので、外観目視検査で圧接部の良否判定を容易に行うことができます。

欠陥があった場合は直ちに再圧接を行い、修正が可能です。

鉄筋突合せ継手

◆CB工法

鉄筋間の開先間隔(鉄筋径ごとに規定)部にセラミック製の裏当て材を取り付け、炭酸ガス半自動アーク溶接を行う工法です。

裏当て材は溶接後に取り外す為、外観検査・超音波探傷検査が容易で、品質確保に最適です。また、鉄筋が軸方向に縮むことがないので、プレキャスト部材の鉄筋継手などに有効な継手です。

鉄筋重ね継手

材料の接合部に連続性を持たせ接合する。熱、又は圧力もしくはその両方、さらに必要があれば適当な溶加材を使用して部材を接合する方法。

◆フレア溶接
◆抗頭補強溶接
◆耐震補強溶接
◆その他

超音波深傷検査

鉄筋継手内部に超音波を照射し、その反射を利用して内部の欠陥検出を行うものです。

この検査方法の場合、合格した物が構造物に残る上、検査結果はその場で判定可能です。

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各種証明書

日本鉄筋継手協会会員証明書
CB工法協会会員証